メンタル・ヘルス

対症療法としてのこころの薬の使い方

こころの病は、患者の生活を損なうことで、二次的な負担を患者に背負わせます。また、正常に考えたり行動したりすることができないことで、病気の原因を探求し、根本的に病気を治すことを妨げます。それゆえ、こころの薬により症状を軽くしたり、消失させたりすることは患者にとって大きな利益となります。
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対症療法のみの治療による弊害

こころの薬での治療は、あくまで対症療法にすぎません。だから、それのみで治療することで、さまざまな弊害が起こる可能性があります。その一つは、薬への精神的な依存です。さらには、「薬漬け」治療となる可能性もあります。
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こころの病気は薬では治らない

こころの病気の原因は、依然として不明です。こころの薬は、症状を軽くしたり消失させたりする「対症療法」の薬なので、薬だけで、根本的にこころの病気を治すことはできません。
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いい眠りのための基本

いい眠りを迎えるための基本的なことを述べました。まずは、脳を興奮させないため、寝る前には、パソコンやスマホを見ないこと、議論をしないことなど、脳を興奮させるようなことは避けましょう。寝つきをよくするためには、リラックスすることが重要で、そのためには、温めのお湯での入浴、夕食後の散歩、腹式呼吸が役立ちます。また、深部体温が下がると、眠気が来る可能性が高まります。
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「雑念」を打ち消す

寝床についた時、浮かんでくる雑念に対抗する刺激によって、雑念を打ち消すという方法がります。その刺激とは、テレビ、ラジオ、音楽、または、自然の音などです。また、雑念を消すというイメージングを続けることで、雑念が浮かばなくなるというやり方もあります。
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「雑念」は寝つきを妨げる

寝床に就いた後、雑念が浮かぶことは、寝つきを妨げます。雑念は、過去や未来に関する事柄であり、現在に集中することで、寝つきはよくなります。
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アルコールと睡眠

少量のアルコールは、心身をリラックスさせ、寝つきをよくする可能性があります。ただ、デメリットも多く、睡眠を助ける薬としては、あまりいい薬とは言えません。最大のリスクは、アルコール依存症です。
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不眠に対する薬の使い方

不眠に対する薬の使い方には、3通りの方法があります。それらは、不眠の原因に対処するもの、脳の興奮を下げるもの、睡眠を誘導するものです。
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眠りを追うな!

不眠症の人たちは、眠りをコントロールできると考え、寝るための対策を考えます。ただ、そのことが寝る時に睡眠への意識を過剰に高めることとなり、それが不眠へとつながります。よい睡眠をとるには、むしろ自然に任せることが必要です。
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睡眠薬を飲むことのリスク?

睡眠薬、つまり、睡眠導入薬は不眠に効く薬だが、精神的依存というリスクを伴うことに注意。